はじめに

今回は、香港国際空港でABTCカード(APEC Business Travel Card)を利用した際の入国・出国の状況をレポートします。
香港はABTC制度の参加地域であり、ABTC保有者は入国時に専用・優先レーンの対象となります。
実際に専用レーンを利用できるのか、どの程度スムーズに通過できるのかが気になる方も多いと思います。
今回の利用では、入国時にはABTC専用レーンを実際に利用することができ、一般レーンに多くの人が並んでいる中でも、非常に短時間で入国審査を終えることができました。
一方、出国時は深夜便で審査場自体が空いており、係員の案内で自動化ゲートを利用したため、ABTCレーンそのものは使用していません。

【この記事を書いた人】
よしもと国際行政書士・社会保険労務士事務所
行政書士・社会保険労務士
吉本 祐樹(Yuki Yoshimoto)
この記事では、香港国際空港におけるABTCカード利用の実際の流れを、入国時・出国時に分けてご紹介します。
結論|香港国際空港では入国時のABTC利用メリットは大きい
今回の結論として、香港国際空港では入国時にABTCカードのメリットを非常に感じました。
私が到着したのは19時頃でしたが、一般レーンには200人以上が並んでいた一方で、ABTCレーンは待ち人数ゼロでした。
そのため、入国審査は約1分で完了し、非常にスムーズでした。
また、香港では2026年3月現在では入国カードの記入が不要で、税関申告書の提出も申告が必要な物を持つ人以外は不要であり、全体として手続きはかなり簡潔でした。
出国時については、今回は深夜帯で人が少なかったため、ABTCレーンの有無や位置を十分に確認する前に、自動化ゲートへ案内されました。
そのため、出国時のABTCレーンについては、次回以降あらためて確認したいと思っています。
香港国際空港 入国時のABTC利用レポート
香港国際空港のABTCレーンはどこにある?

香港国際空港の入国審査場では、右手前に香港居住者向けのレーンがあり、奥に外国人向けの一般レーンが設けられていました。
ABTC(APEC Business Travel Card)保有者が利用できるレーンは、入国審査フロア右寄りの香港居住者向けレーンのすぐ近くにあり、「APEC Business Travel Card」と表示されていました。
案内表示でも、香港居住者と同じ方向へ進むよう示されていたため、表示に従って進めば迷わず到着できる構造でした。
香港国際空港 入国時のABTCレーン待ち時間は?
私が香港国際空港に到着したのは19時頃でした。
この時間帯は利用者が多かったのか、外国人向けの一般レーンには200人以上が並んでいました。
一方で、ABTCレーンには誰も並んでおらず、待ち時間はゼロでした。
審査自体も非常にスムーズで、約1分で通過できました。
一般レーンの混雑状況と比較すると、ABTCカードのメリットをかなり実感できました。
香港は入国カード不要?税関申告の取扱いは?(2026年3月)
香港では、今回の入国時に入国カードの記入はありませんでした。
また、私の今回の利用では、紙の税関申告書を提出する場面もありませんでした。
そのため、全体として入国手続きはとても簡潔でした。
実際の審査でも、パスポートとABTCアプリのスマホ画面を審査官に提示するだけでスムーズに通過できました。
出国時のABTC利用レポート
深夜便だったため審査場はかなり空いていた


出国時は深夜便を利用しました。
そのため、出国審査場には人がほとんどおらず、かなり空いている状況でした。
今回もABTCレーンを確認したいと思っていましたが、係員の方から空いている自動化ゲートを利用するよう案内されました。
そのため、今回はABTCレーンを使用せず、自動化ゲートで出国しました。
香港国際空港 出国時自動化ゲートの流れ
自動化ゲートの利用手順は非常にシンプルでした。
まず、パスポートを機械にかざすと最初のゲートが開きます。
その後、指紋の採取を行い、手続きは完了です。
操作自体はすべて自動で進み、係員対応も必要ありませんでした。
出国手続き全体にかかった時間は約1分程度で、非常にスムーズでした。
今回はABTCレーンの場所までは確認できず
今回は審査場が空いていたこともあり、ABTCレーンをわざわざ使う必要がない状況でした。
そのため、係員の案内に従って自動化ゲートを利用した結果、出国時のABTCレーンがどこにあるのかまでは確認できませんでした。
この点については、次回以降、混雑している時間帯に利用する機会があれば、あらためて確認してレポートしたいと思います。
香港国際空港でABTCを使った感想
今回の香港国際空港での利用を通じて感じたのは、入国時のABTCの利便性は非常に高いということです。
特に、一般レーンが大きく混雑している時間帯であっても、ABTCレーンはほとんど並ばずに利用できる可能性があり、時間短縮の効果はかなり大きいと感じました。
一方で、出国時については、空港の混雑状況や時間帯によっては、自動化ゲートの利用が案内されることもあるようです。
そのため、常にABTCレーンを使うというよりは、現地の運用に応じて案内されるケースもあると考えておいた方がよさそうです。
まとめ
香港国際空港では、入国時にABTCカードのメリットを非常に実感できました。
一般レーンに200人以上が並んでいる状況でも、ABTCレーンは待ち人数ゼロで、審査は約1分で完了しました。
また、香港では入国カードの記入は不要であり、今回の利用では紙の税関申告書を提出する場面もなく、全体として非常にスムーズに入国できました。
出国時は深夜便で審査場が空いていたため、今回はABTCレーンではなく、自動化ゲートを利用しました。
こちらもパスポートの読み取りと指紋採取のみで、約1分程度で出国できました。
今回は出国時のABTCレーンの場所までは確認できませんでしたが、今後あらためて香港国際空港を利用する機会があれば、その点も含めて続編としてレポートしたいと思います。