永住申請を検討している方の中で、身元保証書をどうしようか困っている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
永住申請をする際、必要書類の中でも重要な書類の一つに「身元保証書」があります。
今回は、身元保証書が永住申請にどのように関わっているのか、その準備方法や注意点について詳しく解説します。
身元保証書とは?

身元保証書は、申請人の永住申請にあたり、申請人が日本に在留中に日本の法令を遵守し、納税等の公的義務を適正に履行するために必要な支援を行うことを法務大臣に誓約する書類になります。
この書類を提出することによって、申請者が日本での滞在に問題がないことを証明することが求められます。
身元保証書に記載する内容
下記の事項を記載する必要があります
・申請人の国籍・地域、氏名
・身元保証人の氏名、住所、職業・勤務先、電話番号、国籍・地域、被保証人との関係
身元保証書には「私は上記の者の永住許可申請に当たり、本人が本邦に在留中、本邦の法令を遵守し、公的義務を適正に履行するため、必要な支援を行うことを保証いたします」との文言が記載されています。
身元保証書の保証人になるための要件はあるのか?
下記の要件を満たした者でなければ保証人になれません。
①日本人か永住者
②安定した収入がある
③法的義務を適正に履行していること
保証人にこれらの要件が必要なのは、帰化申請を行う者以上に安定した生活を行い、法令を遵守している人でないと保証人としての責任を全うできないからです。
多くの申請人が、会社の社長、上司、同僚、学校の先生、永住者の友人に保証人になってもらっています。
日本人の配偶者と永住者の配偶者が永住申請する場合
申請人の配偶者が身元保証人になります。
身元保証人が用意する書類
・身元保証書(なりすましを防ぐために自筆が好ましいです)
・身元保証人の身分証明書 ex.運転免許証、マイナンバーカードの写し等
身元保証人は何を保証するのか?
身元保証人は法務大臣に対して、申請者の下記の事項を保証することになります。
①滞在費
申請人が一時的に失業するようなことがあった場合、次の仕事が見つかるまで生活のサポートを行うこと等
②帰国旅費
申請人が何らかの理由で帰国することになって、帰国するための航空券を購入する資金がないような場合は、保証人がそれを負担する等
③法令の遵守
ビザやその他の法的な手続きが必要な場合は、そのことを本人に伝えたり、手続きをサポートする必要があります。また、交通違反や犯罪等を行わないように、教育・指導していくこと等
申請人が何らかの犯罪を犯したら、保証人も責任を負わされるの?
保証人という言葉を聞くと、永住申請した外国人が犯罪行為を行ったり、税金を払わなかったら何らかの責任を負わされそうなので多くの日本人は直感的に拒否反応を起こしてしまうかもしれません。
しかし、永住申請における保証人は借金するときの連帯保証人のような制度とは全く異なります。
この保証人の責任は、あくまでも道義的責任であって、法的に何らかの責任をおわされることはありません。
入管や警察などからあなたは保証人なのだから、何とかしてくださいと言われることはありません。
しかし、身元保証書に保証人として記載していながら、問題があった時に一切何もしなかった場合は、もし他の外国人から再び身元保証人を頼まれた際に、身元保証人になることができないという道義的な責任はあります。
最後に
永住申請における身元保証書の準備は非常に重要なプロセスです。
いきなり保証人になってくださいと言うと、多くの日本人は警戒してしまいます。このブログに記載したように保証人の意味や責任とはどのようなものなのかを丁寧に説明して、保証人になってもらえるようにお願いしてみましょう。
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